今銀行は、なかなか借り手がいなくて困っているはずなのに
貸し倒れを警戒して中小企業にはなかなかお金を貸してくれ
ません。

日本の銀行は基本的に保証人か担保がないとどんなに有望な
事業でもお金を貸してくれません。

ようはリスクを全くと言って取らないという事です。
米国では多くのベンチャー企業が生まれるのに日本では生まれ
ないのには、起業をしても資金調達が難しいからと言われてい
ます。

本当は国で起業家に貸し出す金融機関を作ったら良いのにと思い
ます。起業をするとわかるのですが、税金がすごい経営の足かせ
となっています。

利益が出ても税金でかなり持っていかれてしまうという事です。
そこまで、国が足を引っ張るなら、起業家の手助けとなることも
やってほしいと思います。
成功すれば、国は税金という形でもメリットを受けるのですからね。

特に問題があるのは消費税です。もともと消費税が導入された時は、
売上高が3千万円以上が消費税の対象でした。

それが、引き下げられて1千万円以上は消費税の対象になっています。
商売をする上で売上高1千万円なんて、起業したての会社ですよ。

起業したての経営が厳しい時に消費税を掛けるなんて日本という国は
起業家を育てたくないのか
と思ってしまいます。

目先の利益だけにとらわれて、会社が育つ芽をつぶすようなものです。
おそらく財務省の官僚が作った法律なんだと思うけど、経済音痴も
甚だしいと思います。